☆ヤマハ YAMAHA 30 ヴィンテージ ホルンマウスピース フィリップ・ファーカス 現存数少なくレア 超美品 コクのある豊かな音 送料無料！☆

ヤマハの旧タイプのフレンチホルンマウスピース、型番は「30」、シルバープレート（銀メッキ仕上げ）です。製造された年代によって作りや刻印が微妙に違うようですが、ボディには「YAMAHA JAPAN 30」というレトロな書体の精密な刻印がしっかりと深めに入っています。このタイプは、1970年頃から1980年代前半までの10数年間、ヤマハが初めて金管楽器製造を手がけた時代に製作されたマウスピースで、以前よりも評価の高まっているマウスピースです。昨今主流のコンピュータ制御の旋盤で製作された、正確無比ではあるけども味気ないマウスピースと違って、一つ一つに良い意味でのわずかな個体差があり、ハンドメイド感と人間味の感じられる優れたマウスピースです。現在のヤマハマウスピースとは外観のシェイプが異なり、シルキーのマウスピースに似たクラシカルで趣のある素敵なデザインです。35年以上前に製造中止になっていて、状態の良い物は非常に入手困難な状況になっています。ヤマハの金管楽器のマウスピースは、現在でもV.バックではなくシルキーのマウスピースに準じた型番表記になっています。「30」という型番は、現在のヤマハのホルンマウスピースのラインナップにはありません。ヤマハは1970年前後に金管楽器を発売するにあたって、非常に優れた楽器製作者でもあり演奏家でもあったレーノルド・シルキー氏やシカゴ交響楽団のメンバーがコンサルティングした経緯を持ちます。シルキーのホルンマウスピースは、初期の1960年頃には「Farkas」と「W」という2種類のみだったようで、のちにラインナップが増えて型番をラベリング表記に体系化する際に「Farkas」は「30」に、「W」は「29」という型番に変更されて、その型番は現在でも引き継がれています。シルキーの「Farkas」は、シカゴ交響楽団やクリーヴランド管弦楽団で首席奏者として活躍し、楽器やマウスピースの開発にも多大な足跡を残した故フィリップ・ファーカス氏の最初のシグネイチャー・モデルです。後にホルトン社から数種類の「ファーカス・モデル」のマウスピースが発売されています。このマウスピースはシルキーの「30」を念頭にデザインされたことは明らかで、現在も発売されているシルキーの30とは微妙に異なる点もあり興味深いです。リムのサイズは標準的で、やや幅広でラウンド気味なリムは唇への感触がとてもが良く、気持ちよく演奏できます。カップはややVカップ気味のUカップで、深さは標準的なものです。カップ内に敢えて旋盤の加工跡をヘアライン状に残してあって、ヤマハでは珍しい仕様です。カップの中で息の流れや響きが微妙に複雑な乱反射をすることで良い音色を生み出すという話も聞きます。音色は豊かでコクのある魅力的なものです。高音域も吹きやすく、全音域でバランスの良いマウスピースです。ホルン初心者の方から上級者の方まで、またソロ、アンサンブルから大編成のオーケストラや吹奏楽まで、幅広く多様性のあるマウスピースだと思います。シャンクは標準的なアメリカンシャンクで、ヤマハのホルンの他にもハンスホイヤー、ヴェンツェル・マインル、ホルトン、コーン、パックスマン、io（イオ）など、多くのメーカーのホルンに使用できる点でも扱いやすいマウスピースです。全体に素晴らしい状態です。ところどころ極わずかな小キズが極わずかに見受けられますが、よく見ないとわからないほどでほとんど気にならないと思います。全体の銀メッキの状態も極上で、美しく光り輝いています。楽器店で試奏を繰り返されて「新品」として販売されているマウスピースよりも、場合によっては状態が良いと言えるほどで、半世紀前に製作されたことをふまえると驚異的なコンディションです。リム、カップ、スロート、バックボアからシャンク先端にかけて非常に丁寧に仕上げられています。マウスピースの表面とカップ内からバックボア、シャンク先端まで、綺麗に洗浄して適度に磨いてありますので、汚れなどの心配のまったくない清潔な状態にしてあります。おてがる配送 ネコポスで、日本全国送料無料にてお送りします。ネコポスはヤマト運輸による匿名配送で、配送状況の追跡が可能です。基本的にはポストに投函されるようですが、ポストに入らない場合は配達員の方からの手渡しになるので安心です。上手く緩衝材を使いますので、厚み3cm以内での梱包でもまったく心配なくお送りできます。厳重に梱包の上、ご送付いたします。...

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